01.指先に絡みつく糸


02.黄色の花束を抱く


03.青い鳥

「みなみ、青い鳥って知ってる?」
「あー?幸せの青い鳥ってやつ?」
「そうそう、幸せは実は近くにあるって話」
「チルチルミチルだっけ」
「るちみるちるち」
「は?」
「や、逆から読んだら、るちみるちるち。」
「え、・・・で?」
「や、なんか響きがかわいくね?」
「あー、うん・・・まあ」
「なんて言っちゃう俺、かわいくね?」
「・・・・・(引)」
「みーなーみー、んな照れんなって!」
「照れてませんが!?」
こんなくだらない会話。身近にある幸せ。


04.幸福論

「みなみの幸せって何」
「えあ?どうした突然。・・・んー、うまい飯が食えて、特に不自由なく生活できるだけの金があって、仲間がいて好きなテニスが出来る・・・普通だけどそういうことかな」
「地味。」
「ンなッ聞いといてなんだよっそういう高尚な議論はなあ、跡部とかさ、あと・・・あと菩薩のような橘としろよなー」(高尚=跡部な南くん)
「あはは菩薩!へへ・・・こんなこと跡部くんに聞いたって価値観違いすぎて俺が虚しいよ。彼は完璧だからね」
「でも幸せって気持ちに違いはないだろ?」
「・・・・・・」
「?どした?」
「俺、南のそーいうとこ、ちょー好き」
「は?」
「えへへ〜」
「〜〜〜千石はどうなんだよ。お前の幸せは?」
「今俺が南の横にいてすきって言えること」
「!!!〜〜〜お前よっぽどばかだ・・・」
君と過ごすのはもはや当たり前で、幸せなんて目に見えなくて。けれど、寒いとき俺のかじかむ指が求めるもの、それが君のあったかい手だって、俺は知っているんだよ。


05.願って叶って、そして

このままオレンジ色の空気に溶けて消えてしまってもいい


声を大にして言いたい。

千石だいすきだ!! お題配布元